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背中の痛みに効果的なツボ
背中が痛むときに効果的なツボはまず膈兪(かくゆ)。肩甲骨の下角、背骨の左右にありゲンコツをツボにあてて上体をそらし指圧します。次に膻中(だんちゅう)を指圧。胸骨の上にあるツボで、両手の中指を重ねてあてて胸をそらしながら指圧します。最後にふくらはぎの最も高いところにある足のツボ承筋(しょうきん)を、胡坐をかくように座り片ひざを立てた状態で親指を使いもみこねます。内科的な症状をともなう場合は医師の診察が必要ですが、背中の痛みだけならばツボ療法で改善できることもあります。痛みを感じたら試してみてください。
年齢別、背中の痛みの原因
背中の痛みは若い人の場合スポーツ障害が多いです。無理に上体をひねることで胸椎下部と腰椎移行部に痛みが出ることはよくあります。高齢者なら老化による背骨の変形から、脊椎の配列に狂いが生じで神経が圧迫され痛みが出る、といったところです。肋間神経痛などに効く膈兪を中心に、適したツボを刺激して痛みをとりましょう。